底地を処分するメリット


 借地人が地主に支払う底地の地代水準は、東京都内の場合、住宅地の底地の坪あたり平均地代(月当たり)でおよそ500円~1,000円くらい言われています。
それに対し、同地区の平均的なアパートの賃料は、1坪あたり約1万円となります。
両者のデータを比較すると、いかに底地の地代が安いかということがお分かりになるかと思います。

 なぜこんなにも差が付いてしまったのでしょうか?

 一つには、地主が借地人に対し地代の値上げ交渉を行ってこなかったことです。
一般的に底地管理者は管理に手間がほとんどかからないため、日頃のメンテナンスを怠っていることがほとんどです。
言うまでもなく、不動産の地価は年々変動するものです。
10年前の価値と、現在の価値は必ずしも同じではありません。
むしろ、大きく乖離していることが多いようです。
不動産価値が大きく変わりますから、当然、地代の値上げ交渉は一定期間で行っていかなければならないものです。
このようなメンテナンスを行わなかったことが、底地の地代が安くなっている原因です。
 二つ目には、借地借家法の特性として、元々の借地人の権利が強いことです。
借地人の権利は、借地借家法で守られており、底地所有者は借地人に対して強い要求をすることが困難です。
このことにより、底地所有者はあえてトラブルを起こさないよう静観していることが多いようです。
 大きくこの二つの理由で、地代の格差に影響を与えているのだと言えます。
地代が低く、収益性が乏しいため、収益資産としての価値が極端に低いのです。

 では、もっと有効に活用するためにどうするか?
そのためにはまず、現状を把握することから始めましょう。
ご所有の不動産の収益性を分析しましょう。
そのうえで、
(1)売却するべきなのか
(2)現状のまま保有するべきなのか
(3)その他の有効利用方法を考える
これら各々のケースを想定して、それぞれのメリットとデメリットを検討して、判断することが得策です。
しかし、所有者のなかには、
「そのような時間がない」
「どのような手順で進めればよいのか分からない」
「専門の業者に任せたい」
などの声があるのも現実です。

 幣サイトでは、このような底地所有者の問題解決のために、解決コンサルティング業務を行っています。
上記の検討の結果、収益性が低いため、売却することが最良の選択であると判断された場合には、底地を売却(現金化)し、より収益性の高い不動産(例えば、投資用マンション・商業ビル等)への買い換えをお手伝いします。
※売却に当たっては、主な購入見込者層(ターゲット)を(1)借地人(2)底地買取業者と想定します。




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仲介会社の選び方  ●借地権・底地を売買するときの注意点

鑑定評価の実例